鼻中隔矯正術
septoplasty
septoplasty
鼻中隔とは、鼻の左右を分けている壁のことで、上下に支えている薄い骨と間にある軟骨からできています。多少の曲がりは誰にでもありますが、鼻づまりの原因となったり、鼻水の流れが悪くなる要因になったりする場合、病気として扱います。鼻中隔矯正術は、鼻の入り口の外から見えないところを切開して、湾曲の原因となっている軟骨や骨の一部を除去することで、鼻中隔の曲がりを矯正する方法です。内視鏡を使用して行う場合には、内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型と呼ばれます。
鼻中隔側面
一般的な出血や創部の感染、痛みなどに加えて、鼻中隔穿孔や鞍鼻などのリスクを伴います。
手術自体は3割負担で約25,000円です。その他、処方箋代、診察代などがかかります。
実際には、鼻中隔矯正術を単独で行うケースはそう多くありません。鼻中隔が湾曲している場合は鼻の中が非対称になっているため、肥厚性鼻炎を併発している場合には、下鼻甲介手術を同時に行います。
また、副鼻腔炎を起こしている場合には、副鼻腔手術を同時に行うことがあります。
鼻詰まり症状が起こる原因はさまざまで、複数以上の原因が絡み合って症状を悪化させていることもあります。一度の手術で複数の原因を除去できる、また他の鼻の病気・症状のリスクを軽減できるという点では、手術を組み合わせることは選択肢の一つとして有効です。
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