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花粉症・鼻炎・副鼻腔炎
アレルギー性鼻炎は、鼻の粘膜に付着したハウスダストやダニ・花粉等の異物を除去しようと鼻の粘膜が過剰に反応することによっておこる、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを主症状とする病気です。
花粉症とはアレルギー性鼻炎の一種で、鼻症状に加えて目のかゆみ等の眼症状、口唇の腫れやただれ等の口腔粘膜病変を伴うこともしばしばあります。日本人の4人に1人は花粉症であり、もはや国民病とも言われています。
当院では、通常の薬の治療に加えて、舌下免疫療法も実施しております。ご希望の方はご相談ください。
薬の治療をしても鼻づまりの症状がひどい方や、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)が良くならない方は、手術治療の適応となりますので、当院と連携している総合病院にご紹介させていただきます。アレルギー検査について
当院では、注射器を使わない指先からの少量採血で20分で結果がわかるアレルギー検査を導入しております。成人はもちろん、小さなお子様にもお勧めです。お気軽にご相談ください。
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いびき・睡眠時無呼吸症
いびきをかくということは、舌や咽喉の緊張がとれて空気の通り道が狭くなっている状態です。これがさらにひどくなると気道が塞がってしまい、呼吸が出来なくなってしまいます。睡眠中にこのような状態になる病気を「睡眠時無呼吸症」といい、最近の研究では、高血圧症、狭心症、不整脈、心筋梗塞、脳卒中といった生活習慣病との関連が明らかにされています。
原因としては、太っていること、扁桃腺が大きい、鼻通りが良くない、顎が小さい、加齢などがあり、患者さんによってその要因が違います。当院ではファイバー検査や簡易診断装置を用いるなど、原因を探ることに力を注ぎ、患者様のライフスタイルに合った治療を提案・実施いたします。必要に応じて、より信頼の高い治療施設へのご紹介も行います。 -
難聴・耳鳴り
聴力はコミュニケーションをとる上でとても重要であり、聴力の低下は日常生活に大きな支障をきたす場合があります。最近の研究では、難聴がアルツハイマー型認知症の発症・増悪に関わっていることが明らかになっています。聴力が低下していると感じた場合、まず聴力の低下がどの程度なのか、現在活動性の病気はないか等をチェックします。その上で、補聴器の使用が望ましい方や希望される方は必要な検査を行い、補聴器専門業者と連携して適切な機器をおすすめします。
耳鳴りは、たとえ難聴の自覚がなくても詳しく調べるとなんらかの聴力障害を持っている方に多く起こります。
治療としては、日常生活の工夫(なるべく音の豊富な環境で過ごす)を中心に、西洋薬・漢方薬による治療、補聴器による治療などから適切なものをおすすめします。耳鳴りが持続的に聞こえるような場合は、是非ご相談ください。 -
めまい・ふらつき
めまいというと脳の病気というイメージがありますが、実は脳の病気からめまいが起きることはそれほど多くはありません。耳の病気や自律神経の問題から起きることが多いのです。それは人間が耳の中にある三半規管で体のバランスをとっているからです。耳が原因のめまいの多くは「ぐるぐる回る」めまいですが、体がフラフラ揺れるようなめまいであることも少なくありません。
めまいの治療において重要なのは、症状を起こしている原因を早期に見つけることです。ストレスや疲れによるもの・耳の病気が原因で起こるもの・脳の病気が原因となっているものなど様々な要因が考えられます。
当院では、めまいの原因が耳にある場合には、適切な薬や生活週間改善をご提案しています。症状によっては脳の検査をMRIなどで行うために脳神経外科などへご紹介いたします。 -
嗅覚・味覚障害
嗅覚障害とは、においを感じる経路のどこかに障害が起こって、においを正常に感じることができなくなる症状のことです。においが分からないと、同時に味も分かりにくくなるため、嗅覚と味覚の2つの感覚を同時に鈍らすことになります。嗅覚障害の原因は様々ですが、慢性副鼻腔炎の場合は抗生物質による薬物療法を行い、アレルギー性鼻炎が原因の場合は抗アレルギー剤による薬物療法を行います。
味覚障害とは、味に対する感度が低下したり、味を感じなくなったりすることです。逆に、口の中に何もないのにずっと変な味がしているという症状も味覚障害の1種です。味覚障害の原因は多岐にわたります。当院では血液検査や口の中の細菌の培養検査を行い、原因に応じた治療を行います。 -
喉の病気・飲み込みづらい
症状によって、どんな原因で起こっているのか、どんな病気で起こっているのか異なります。腫れた感じやヒリヒリする・痛むといった場合は、扁桃炎・咽喉頭炎・気管支炎などの炎症が原因であることが多いと言えます。また、つかえる感じや違和感・異物感・圧迫感などを感じる場合では、声帯ポリープ・腫瘍・気管支喘息・アレルギーが関連していたり、貧血や甲状腺機能低下などの全身的な要因のこともあります。
当院では内視鏡検査や血液検査等で症状の原因を探り、適切な治療を行います。
食べ物や飲み物を上手に飲み込めない状態のことを「嚥下障害」と言います。嚥下障害は高齢になると誰にでも起こり得るものですが、状態を改善したり、嚥下障害に起因する病気を予防できることがあります。飲み込みでお困りの際には、当院へご相談ください。嚥下についてはこちらもご覧ください。 -
くびのしこり・くびの腫れ
くびには甲状腺や唾液腺などの重要な臓器があり、そこに炎症や腫瘍ができると、くびのしこりや腫れといった症状が出現します。また、くびには非常に多くのリンパ節が存在し、のどの炎症などで腫れることが多いです。
しばらく様子を見ていることで自然に良くなったり、飲み薬でよくなることが多いですが、時には悪性腫瘍によるしこりや腫れであることもあります。リンパ節の腫れがきっかけで、咽頭がんや喉頭がんが見つかることもありますので、注意が必要です。
当院では、内視鏡検査および頸部超音波検査で状態を評価し、必要に応じて総合病院へのご紹介とさせていただいています。またくびの症状は、皮膚科や整形外科、歯科などの病気が原因のこともありますので、そのような場合には当該の科での診察をおすすめさせていただきます。 -
顔面麻痺・顔面の腫れ
顔面神経は、顔の筋肉を動かすための神経で、脳の中から出てきたあと耳の内側の硬い骨の中を走り、そのあとで顔面の筋肉に伸びています。そのため、顔面神経に異常が生じた時には耳鼻咽喉科で治療をすることが多いです。
顔面神経麻痺は、文字通り顔面神経が麻痺する病気で、ほとんどが顔の片側に生じます。症状としては、「顔の動きが悪い」「口元から水が漏れる」「瞬きがうまくできない」などです。顔の麻痺が生じる前に耳の痛みや耳に湿疹が出ることもあります。
顔面神経麻痺は、発症してから早期に治療を開始することが非常に重要ですので、症状に気づかれた際には早めの受診をおすすめします。当院では、重症度に応じて飲み薬や点滴治療をご提案し、必要に応じて総合病院での入院治療をご案内しています。
診療内容
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